地域医療を守り・育てるワークショップを行いました。
各班から時おり聞こえてくる笑い声から、とっても打ち解けた雰囲気でワークが進んでいることが感じられスッゴク良かったです(赤ふん坊やのアイスブレイクのおかげかな)。
まとめとして、様々な立場の方々の様々な考えがミックスされて、とても貴重なものが浮かびあがりました。
1つは、「住民に何かを伝えるには、住民が伝えることが一番伝わる」ということ。地域医療を考える会の活動がなかなか広まらないことに焦りを感じることもありました。しかし、私たちの言葉で粘り強く訴えていくことが一番大切だということに自信を持つことができました。
1つは、「医師不足や医療現場の疲弊を改善するには、住民の理解と関心が必要」ということ。いきなり行動や協力を求めるのではなく、まずは関心を持ってもらい、少しでも知ってもらい、ちょっとでも理解してもらうところから始めることの大切さを感じました。
1つは、「病気になったら病院に行けばいい、という意識が健診受診率の低さに繋がっている」ということ。自分がお医者さんだったら、自らの体を粗末にして駆け込んでくる患者の多い地域では働きにくいような気がします。そんな人に限って「病院が悪い、医者が悪い」って言いそうですもんね。
まだまだ沢山の気付きや発見がありました。このワークショップで得たものを大切にして、地域医療を守り・育てることに繋がる都市宣言を考えていきます。
井階友貴先生、今回は何から何まで大変お世話になりました。とっても解りやすいお話はとっても勉強になりました。
日村さん、畑中さん、横田さんご夫妻におかれましても、とってもハードなスケジュールにもかかわらず遅くまで熱心に(楽しく)お付き合いをいただき感謝で一杯です。
また、お忙しいところご参加いただいた皆さんにも深く感謝申し上げます。皆さんから頂いたものを大切に、これからも活動を続けていきたいと思います。